アーカイブ:2015年9月

* * * * *

10/7(水)山崎まさよし×谷川俊太郎×永本冬森スペシャル対談&ライブペインティング

今日は大阪で開催されるイベントについてお知らせです。
初顔合わせとなる山崎まさよしさんとのトーク!

山崎さんは以前から、俊太郎さんの詩を愛読してくださっているのだとか。
朗読をはさみながら、詩(詞)作についてたっぷりと語り合う
贅沢なひとときになりそうです。
当日は山崎さんと俊太郎さんがトークしている模様を、
アーティストの永本冬森さんがライブペインティングで描きだします。
こちらもどんな作品が仕上がるのか楽しみですね。

皆様、10月7日はぜひ大阪にお集まりください。
平日夜のイベントになりますが、そこはナントカ、
万難を排していただきまして!
ぜひとも大阪でお会いしましょう~! (スタッフ 川口)

*  *  *  *

【山崎まさよし×谷川俊太郎×永本冬森スペシャル対談&ライブペインティング】

10/1(木)より梅田 蔦屋書店にて開催される「音のない山崎まさよし 20年間のことば展」のスペシャルイベントとして、「詞と詩」をテーマに山崎まさよしさんと対談を行います。
山崎さんに捧げた詩も初公開!
対談の様子は、現代美術家の永本冬森により一枚の絵になります。

一夜限りの贅沢な時間をどうぞお楽しみください。

オフィシャルフェイスブックページ:https://www.facebook.com/ymlip
チケットのお求めはこちらからどうぞ。
http://real.tsite.jp/umeda/event/2015/09/post-32.html

*****

敵?

散文を書くのは昔から億劫だった、今ではますます億劫だ。物事はなんでも一義的に割り切れるものではないと分かってきたからか。リアルはいつも多義的だから、言葉を書くのなら詩の形のほうが書きやすい。ので、これからは立ち話に詩が紛れ込むのを許して下さい。 (俊)

*   *   *   *

敵?


もっとも身近な私の敵は私だが
身内にひそんでいるから
見分けるのが難しい
敵は味方と溶け合って
生きているものらしい
原生動物みたいに

敵はもちろん私の外にもいる
誰かがレッテルを貼っている敵は
分かりやす過ぎて
本当の敵かどうか怪しい
悪と善が縺れ合っているのが
敵というものだから

メディア上の情報だけで
敵を特定していいとは思わない
だが表に出ない利害が隠れている情報を
たとえ知ったとしても
それを読み解く力は私にはない
いっそ敵という観念を削除したいが

それには自分の死を覚悟せねば

*****

10/4(日)「オーラルオーライ! ~詩は声で聴け」

今日はもうひとつ、朗読イベントの紹介です。
10/4(日)秋山基夫、谷川俊太郎、覚和歌子 朗読会
「オーラルオーライ! ~詩は声で聴け」。

紹介文がスゴイです。

「関西60’sを駆け抜け、今もなお叫び続ける音声派詩人 秋山基夫。
詩よりも音楽の方が好きだという詩を朗読し続けている谷川俊太郎。
歌ったほうが早いと知りつつ、朗読も愛してると浮気な覚 和歌子。
三人三様三声のバイブレーションが交錯するスパイラルな午後に集え!」

ね? これはもう、体験するしかありません。
どんな詩を読むんでしょうね、気になります。
異色の組み合わせの3詩人による朗読会、
何が飛び出すかわからないセッション、ぜひ聞きにいらしてください。

*   *   *   *

日程 10月4日(日)
会場 スパイラル9階 アンクルハット 40席(予約制)
アンクルハット地図
予約制、満席になり次第受付終了
時間 開場14:30 開演15:00 終演17:00(予定)
出演 秋山基夫、谷川俊太郎、覚和歌子
会費 2,500円(1ドリンク付)
主催 オブラート
協力 スパイラルスコレー
お申し込み・お問い合わせ info@oblaat.jp

くわしくは、こちら

*   *   *   *

(スタッフ 川口)

 

*****

10/3(土)絵本『うんこ』刊行記念トーク&サイン会

イベントのお知らせです。
「情熱大陸」番組内でも紹介された、
塚本やすしさんとの絵本『うんこ』の刊行を記念し、
紀伊國屋書店本店でトークイベントとサイン会が開催されます。
ただいまご予約受付中。

俊太郎さんの朗読、聞きごたえありますよ…
特に「うんこ」とか「おならうた」とか、
そっち系の詩になると、より生き生きとする傾向がある…ような!?
文字で読むときとはまた違った印象を受けるかもしれません。
ぜひ体験してみてください!

*   *   *   *   *

○日時:平成27年10月3日(土)
○時間:14:00~15:30(予定)
谷川さんと塚本さんによるトーク ・朗読『うんこ』『詩』
※トーク朗読終了後、サイン会スタートします。
○場所:紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
○対象書籍:「うんこ」(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊・本体1,500円+税)
○整理券の配布:
9月11日(金)朝10時より紀伊國屋書店新宿本店6階レジカウンターにて、対象書籍を新規でご購入のイベント参加ご希望の方、先着50名様に参加整理券を配布いたします。
*整理券の配布はお一人様1枚(親子でご参加の場合は1枚で可・人数をお知らせ下さい)とさせて頂きます。

https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/20150910150041.html
*   *   *   *   *

(スタッフ 川口)

 

*****

『はいくないきもの』トーク〈3〉

『はいくないきもの』トークの最終回は、質疑応答。
会場からはたくさんの手が挙がりました。
それでは早速どうぞ!       (スタッフ 川口)

*  *  *

【質疑応答の時間より】
Q:『はいくないきもの』を子どもに読んであげるときには、どういうふうに読んであげたらいいですか?
谷川 好きなように読んでいい。でも、できるだけ楽しく読んでね。

 

Q:お二人の好きな言葉を教えてください。
皆川 ついつい使ってしまうのは、「空想」。すごく漠然とした言葉ですけれども、好きな言葉ですね。

谷川 その質問、よくされるんだけれど、最初のうちはなんか一生懸命考えて「汝自身を知れ」とか言ってたんだけれど(笑)、なんかあんまりリアリティがないんだよね。そして、ある日悟りました。私の好きな言葉は「好き」。「好き」というコトバが好きです。

 

Q:お二人の心に残る情景を教えてください。
谷川 いっぱいあるんだけれど、一つだけ?…あのねえ、女性と最初にキスしたときの情景って、やっぱり心に焼き付いてるんですよね。それでね、やり直したいの(笑)。あんまり自分がダメだったから、今ならもうちょっとちゃんとできるんじゃないかなと思って。それからもう一つはグランドキャニオン。あれはやっぱりショックでしたね。ヘリコプターで飛んだから、よけいすごかったんですよね。

皆川 ぼくは一番最初に行った、真冬の北極圏のラップランドですね。マイナス35度だったんですけど、朝、小学生くらいの子どもたちが学校に向かってるんですよ。それを見た時に、「うわあ、いろんなところに、想像もしない日常があるんだなあ。この子たちにとっては、マイナス35度は普通の世界なんだなあ」と思って。それが、今ぱっと質問いただいたときに思い浮かびました。
それ以来、自分がふだん過ごしている日常は、どこにでもあるんではなくて「ここ」にある日常で、よそにはまた全然違う日常があるんだなと思うようになりました。日常っていうとなんか普通の時間の中みたいな感じですけれども、それはいろいろな環境であるんだなあと思いました。もちろん、戦地の中で過ごしている子どもたちにだって、日常はありますし。

谷川 そういう意味でいうと、ぼくは東京でB29の空襲を受けて、うちは焼けなかったんだけれどすぐ近所まで焼けて、あくる朝友達と自転車で見に行ったときにね、焼死体がごろごろあったんですよ。その情景はもう焼き付いていますね。だから「戦争」っていうと、それがイメージとしては最初にくるんです。

 

Q:はいくないきもののことばはどんなふうに生まれたのですか?
谷川 自分が意識して書いた言葉ではなくて、自然に浮かんできた言葉を取捨選択して書いた、というのが一番近いです。計算して書いたことばでないことはたしか。お風呂の中でおならをすると、ぽこっとなるでしょ?あの感じ。

 

 

*****