アーカイブ:2012年5月

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〈俊〉

久しぶりでツイートしたんだけど、また〈俊〉を書き忘れました、ごめん。でも中身を読んでもらえれば当人だとわかるはず。

〈俊〉ていうハンコがあって、これは誰かがシャンパンのコルク栓に彫ってくれたもの。気に入っていてずっと使ってるんだけど、大分すり減ってきた。

ローマ字表記だと〈shun〉になるんだけど、これは英語ではシュンとは読まない、シャンだね。何かを避ける、遠ざけるという意味らしい。女性ならシャンと呼ばれるのも悪くないけど、そのシャンは英語じゃなくドイツ語起源。

面と向かってではないけれど〈谷俊〉(タニシュン)で呼んでる人もいるね、取扱説明書が取説(トリセツ)になるのと同じだけど、ちょっと馴れ馴れしくて好きじゃない。イチローみたいに俊太郎と呼び捨てにされるほうがいいけど、なんか犀星や中也と並ぶようで申し訳ない。

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「ポエメール」スタート記念イベント開催

受付を開始したばかりの「ポエメール」ですが、
おかげさまであっという間に予定数に達してしまいました。

申し込み出来なかったみなさま、本当にごめんなさい。
何しろ「ポエムのてがみ・ポエメール」なもので、
お届けできる数にどうしても限りがありまして……。
現在、追加販売に向けて準備中ですので、
どうぞもう少し、お待ちください。

そこで。
「ところで、ポエメールってなんだよ?」と思った方に朗報です!

6月4日(月)19:00~20:30、竹尾の見本帖本店にて、
俊太郎さんと、寄藤文平さんのトークショーの開催が決定しました。
「ポエメール」に用紙協力してくださった株式会社 竹尾と、
ナナロク社による共催イベントです。

「ポエメール」のアートディレクションに加えて、
この「谷川俊太郎.com」のサイトデザインも
手掛けてくださった文平銀座の寄藤さん。

当日は、紙のはなしに加えて、詩やデザインの話、
「ポエメール」誕生のウラ話なども聞けるかも!?

トークショーのお申し込みは、5月21日(月)12:00から先着順で受付。
竹尾さんのサイトから、お申し込みください。

【トークショー詳細、参加申し込みはこちら】
竹尾 見本帖本店
http://www.takeo.co.jp/site/event/central/index.html

 

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噴水

ひっきりなしに噴水の音がしてる。15世紀に開業したとかいう古いのが自慢のホテル。孫みたいなスイスの詩人と、4年もかけてメールで対詩というのをやってね、それが素敵なデザインの本になったので、いま朗読でスイスとドイツを巡業(?)してます。ユルク・ハルターっていう彼は、ラップのCDも出してる面白い奴。

ヨーロッパの電車にはいまだに食堂車があるのがいいね。牛の飼料みたいなでっかいサラダも、食べにくいけどからだに良さそう。どこのホテルにも無線LANがあるんで、便利だけどなんだか東京にいるみたいな感じ。いまは5月18日の午前10時半、ここはソロトゥルンという街。(俊)

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写真家・川島小鳥さんと

4月の、とある晴れた日。
俊太郎さんは、写真家の川島小鳥さんといっしょに、
善福寺川へ撮影に出かけました。

満開の桜のなかで、春らしいキラキラ写真が
いっぱい撮れましたよ~!

たくさん撮っていただいた写真のうち、8作品を
「谷川俊太郎.com」のトップページでご覧いただけます。

写真家・川島小鳥さんの公式ウェブサイト
http://www.kawashimakotori.com/

 

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ホーム

ぼくが子どものころは、ホームと言えば野球の本塁のことで、それが自分の家のことだなんて知らなかった。大人になりかけてドヴォルザークの「新世界より」の第二楽章を聴くようになってからは、得体の知れない郷愁という気持ちを持て余すようになった。ぼくにとってホームは、住んでいる家のことでも、家族がいる家庭のことでもないような気がする。

ホームという英語より、やっぱりふるさとという日本語のほうが、イメージが深まるね。宇宙飛行士たちはきっと、ふるさとは地球だという実感をもつことができたんだろうな。でももしタマシイの存在を信じることができたら、ふるさとは宇宙だと想像することだって可能になる。ホームページのことを考えていたら、なんだかウエブのクモの巣につかまりそうになった。(俊)

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谷川俊太郎、ホームページを始めました

みなさん、はじめまして。

手紙のように詩をお届けする
「ポエメール」プロジェクトのスタートを記念して、
このたび、「谷川俊太郎.com」を開設いたしました。

ゆるゆるとではありますが、
この場所を通じて、みなさんに近況報告や、
お知らせなどしていきたいと思います。

ホームページだけで読める、
谷川俊太郎の短いエッセイ「立ち話」も不定期更新予定。

さらに、慣れてきたら、
動画にもチャレンジしたい(本人談)とのこと。

「近ごろの俊太郎」は、ナナロク社スタッフが
近況、お知らせ、制作秘話(?)などアップしていく予定です。

どうぞよろしくおつき合いください。

「ポエメール」詳細はこちら
http://www.tanikawashuntaro.com/poemail 

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