古典とは

見上げれば
空のようにいつもそこに在るもの
踏みしめれば
大地のように支えてくれるもの

文章に作者の声が谺している
文字に人間の歴史がひそんでいる
文体と呼ばれるカラダが
意味というココロとともに
甦る古代から予感の未来へと
繰るページごとに読者をいざなう

源も行方もさだかではない知恵の道を
つまずきながら私たちは歩んでいる
先達が立ててくれた道しるべを
内なる地図に書きこみながら

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