明星

眼が見せてくれた表情の奥へ
ココロは入って行く そして
かすかな哀しみを発見する
あまりにかすかなので それは
遠い水平線のようだ

眼が見つめる風景の向こうへ
ココロは旅を続ける すると
昼間は見えない星座が見える
あまりに遠くにあるので それは
生まれる前の思い出のようだ

数えきれない世界のカケラを
カメラを黙って拾い集める けれど
夢見る無限のジグソーパズルは
いつまでも完成しないので それは
幼い子どもの遊びのようだ

遥か彼方で瞬く星と
自分のココロで輝く星と
まだ出会わない星々を
見えない線でむすんでゆくと
どんな形が見えてくる?

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